赤ちゃんと一緒の日々は、毎日慌ただしく過ぎていきます。
発疹をはじめとする肌トラブルへの対処や、離乳食の準備など、
ママやパパが考えることは盛りだくさん。
こうした中、赤ちゃんのスキンケアについて、不安に思っている人も多いのではないでしょうか。
また、ママも生活習慣や女性ホルモンの影響で肌トラブルも多いのではないでしょうか。
■いつスキンケアするの?
ほとんどのママがしているのが、お風呂あがり。
お風呂あがりは、水分が特に失われるので、スキンケアをするタイミングとしてはベスト。
お風呂あがり以外では、おむつ交換のとき、汗をかいたとき、
授乳や食事の後などのタイミングでスキンケアしているママたちも。
おしりは、おむつによる刺激にさらされているので、
おむつ交換のときはしっかり保湿して保護してあげる良いタイミングです。
また、汗をかくと肌の水分が失われ、授乳や食事の後で口の周りを拭いたときも荒れやすくなるので、やさしく保湿してあげましょう。
■どうして赤ちゃんのお肌はデリケートなの?
ひとつめの理由は、「皮膚が薄い」から。
赤ちゃんはお肌の表面の表皮と角質層が、大人よりもずっと薄く、
そのためにちょっとした刺激でも角質層がはがれて、乾燥したり荒れてしまうことがあります。
また、皮脂が少ないのも理由のひとつ。
赤ちゃんのお肌は、あんなにプルプルしているのに意外…!と思われる方も多いと思いますが、
生後2ヵ月頃までの赤ちゃんは、ママからもらったホルモンの影響で皮脂の分泌が活発なものの、
生後3ヵ月頃からは皮脂分泌が少なくなり、肌がかさつきがちになります。
もうひとつの理由は、汗っかきで汚れやすいこと。
赤ちゃんの体は小さくても汗腺の数は大人と同じなうえに、新陳代謝が活発なので、
汗や垢で皮膚が汚れやすいです。
乾燥したり荒れたりしてあわててスキンケアをするのではなく、
普段から不足している水分や油分をしっかり補給し、
お肌を健康な状態にしてトラブルを起こりにくくするスキンケアが大切です。
植物成分が主原料となるオーガニックスキンケアは、
石油由来の化学合成物質が入っていないため、肌への負担が少ないことが特徴です。
なので、赤ちゃんのデリケートな肌への刺激を抑えられるため、
安心して使用することができるのも特徴の一つです。
オーガニックのベビーローションは、
化学的な合成成分で肌が荒れやすい方や敏感肌の大人にもぴったりです。
■ママもスキンケアが大事!
妊娠中は女性ホルモンの増加の影響により、「肌の調子がよい」と感じる方がいます。
出産後は、妊娠中に増加していた女性ホルモンは妊娠前の状態に戻ります。
そのため、妊娠中「肌の調子がよい」と感じていた人は、
「肌の調子が悪くなった」と感じるといいます。
肌の状態はホルモンだけでなく、睡眠や食事などの生活習慣やストレスの影響も受けます。
「出産」という大役を果たし心身ともに疲労している上、休む間もなく育児がスタートして、
まとまった睡眠がとれず、慢性的な睡眠不足になってしまう方も多いと思います。
そういった生活リズムの崩れが肌の不調や肌あれ、
ニキビなど肌トラブルとしてあらわれてしまいます。
肌の調子を整え、健やかな状態を保つためにも
「保湿ケア」と「紫外線対策」の2点だけは毎日行うようにしましょう。
「出産前に使っていた化粧品に刺激を感じる」
「産後、肌が敏感になった気がする」という場合は、
パラベンフリーやアルコールフリーなどの皮膚刺激の少ない化粧品や
オーガニックなどの肌にやさしいタイプのものを選ぶのがおすすめです。
紫外線対策においても、自分の肌に塗った日やけ止めが赤ちゃんの素肌につくのが不安な方は、
紫外線吸収剤フリーのノンケミカルの日やけ止めなどの肌にやさしいタイプのものを
選ぶのがおすすめです。
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